ニセの本音。

daily5 爽快感。

自分で自分を信頼するために、学ぼう。

知識不足を脱すると、自分で本音と思っている物事が、

ニセの本音だったと気付ける。

 

現実解。

大多数の人は、目先に何となく流れる情報や、

周囲にいる人たちの常識にそのまま従って、

ニセの本音についうっかり、

自分の本当にやりたいことを歪まされているんだよね。

これを打破するとしたら、

目の前の一般人から学ぶのではなく、

また一般人向けに薄められたコンテンツから学ぶのではなく、

まずは基礎を徹底して固めてから、

本として成立するような濃い事例や、

自分ならではの一次情報から学ぶしかない。

たったそれだけで、自信が持てる。

基礎とは、公立高校の入試問題で8割くらい得点できることが目安だ。

濃い事例とは、学問や文化や科学として成り立つ物事である。

そう聞くと尻込みする人もいるかもしれないが、

まずは基礎を復習で固めてしまえば、

大多数が基礎が足りていないゆえに、

あっさり一目置かれてしまう。

ビジネスなら、日商簿記検定3級を理解していることが目安だ。

たったそれだけで、「P/LもB/Sも帳簿も理解しているのね」と一目置かれる。

これらの知識量は、ほんの入り口のレベルに過ぎないが、

入り口のレベルすらまともに理解していない人が、

大多数だと言い切って構わない。

入り口すら理解していない故にコンプレックスを抱え、

その結果として入り口にもたどり着けないような、

薄っぺらいクイズ番組や、

紹介動画でお茶を濁すというのは、

ちと勿体ない。

この逆に、一見簡単な算数や数学を理解して、

因数分解ができれば、世の中の物事を掛け算で捉え治せる。

いま目の前に見えている情報は、

何と何をかけ合わせて、誰に向けて発しているのか、

そして売上がどのように立っていくのか、

この視点を日商簿記3級レベルと一緒に持てれば、

マーケティング戦略や経営企画の根っこにたどり着く。

また、そもそも情報の発し手はどんな層なのか、

あるいは情報の受け手はどんな層をターゲットにするのか、

ということに着目する場合、

社会科の知識や視点が役に立つ。

東京と大阪と名古屋では文化も生活様式も異なるし、

大都市圏を離れて東北や九州に行けばもっと異なる。

そのような地理的要件が過去の歴史に根ざしていて、

習俗や宗教まで遡れるとなれば、

基礎を超えて、濃い事例にたどり着ける。

学問の成り立ちとはこういうことだ。

 

もし色々と決断に迷ったら、

本音を丸出しにしてしまえばいい。

本音を丸出しして、

基礎力のなさを実感すれば、

それだけで基礎固めの入り口に立てて、

ニセの本音とさよならできるのだから。

本音で動いてしまえば、

そこにはごまかしや嘘いつわりがないから、

自分にも自分以外の誰かにも、

ついつい徹底的に響くんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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