一般論は、ゴールを設定して、必要な行動を取っていく。
一般論を壊すには、必要な行動のハードルを前向きに極限まで下げていく。
大多数は、退屈な一般論で終わるのだから、それならラクにやっていけばいい。
現実解。
これはKPIやKGIの話だ。
人が目標を達成するために、ハードルを下げる技術と言っていい。
そのために、一般論を壊してみよう。
(一般論)
受験生なら、過去問の得点率を合格最低点超えに仕向けていく。
サラリーマンなら、会社の営業ノルマや、自分の年収を決め、次のステップに必要な知識と行動を取りにいく。
経営者なら、売上高と利益率の目標を定め向上し、組織の生産性を上げていく。
(一般論を壊す)
一般論を果たすために、今取る行動の心のハードルを、思い切って10分の1や100分の1に下げる。
具体的には、少し出来ただけでも、しつこく「すばらしい!」と褒めてみよう。
「朝起きられた!すばらしい!」
「トイレに行けた!すばらしい!」
「1ページでも本が読めた!すばらしい!」
「失敗した!失敗から学べる!すばらしい!」
「また失敗した!やり方を変えられる!すばらしい!」
たとえ当たり前のことだとしても、
「すばらしい!」と言い切れば、
目の前の事実を受容することができる。
「すばらしい!」は事実を受容する技術だ。
パッと見て「くだらない!子供騙しだ!」と思うかもしれないが、
これは誰もが、赤ちゃんから幼少期に経験する子育てと同じである。
成長を祝う習慣を、誰しも社会的に経験するのだから、意図的にそれを創ればいいのである。
停滞を、赤ちゃんや幼児期に戻ったとunlearn(忘却学習)することで、
何でも「褒めて成長」のきっかけにすればいい。
「できない」という停滞状況に、「すばらしい!」を届けられたら、
その日はいつでも、セカンドバースデー。
boxcox.net、遠藤武。