感性は、物事をバレさせる。

daily6 人と技術と成長。

本当に必要な物事と、

そうでない物事が、

次々にバレて来ている。

DXに取り組んだ結果、テレワークが推進された。

この影響で、単にオフィスに来ているだけで、

騙し騙し動いていただけの人材が

「そもそもいらないんじゃね?」

とみなされ始めて来ている。

これは経営の話でもあるが、本質は「いらない」という感性の話だ。

 

コロナ下において、大手企業で営業マンが動かなくても、

実際には売上がほとんど変わらないと、

とある業界でバレたことが報じられた。

営業そのもののコストについて、

本気で経営陣が考えるきっかけが生じた。

これは典型的な例だ。

このような例は、

率直に言って組織が肥大するほどあちこちに増える。

まともに権限のない部下なし部長や、

権限があってもロクにマネジメントができない管理職は、

その企業が経営危機に陥ったとき、

やっと切られて路頭に迷うまでが、

一連のシナリオだ。

「時代が変わった」とか、

「オワコン化した」というのは、

ただの後付けでしかなく、

気づいている人には、

最初から全てバレているのである。

人間にしか出来ないこと、

素直に気づける感性だとか、

安心感や満足感を与えることや、

どうしても人の手が必要な仕事こそが、

生き残る仕事だと言われている。

事実に気づく素直さがあるというのは、

自分から意識的に「バレた」状態を作ることだ。

自分から変化に対応できるからこそ、

結果的に生き残るので、

感性を磨くために、

知識と経験を鍛えるしかないんだよね。

デジタル化されるほど、

実はアナログがものすごく重要になるのは、

映像を見たり文章を読むという体験が、

そもそもアナログな活動だからなんだよね。

そういう人は「バレた!」というところから、

あっさりチャンスを見出して、

先に進んでしまうんだよね。

 

追記。

デイリーレポートは、

そんな感性が鋭い人に向けて、

徹底的に書いています。

最近、自分の経験の源流をたどったけれど、

やっぱり周りに感性が鋭く、

放っておいてもつい学んでしまう、

そんな人に囲まれていた。

もし読んでくれている人で停滞を感じているなら、

事実が事実として見えた(バレた)物事に、

着目してみてください。

これはロジックではなく、

感性を大事にして行動するということです。

人生でたった一度だけでもいいから、

ロジックを超えて好き嫌いで動くことに、

ぜひ挑戦してみてください。

 

boxcox.net、遠藤武。

 

 

 

 

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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