打ち解け方。

daily6 人と技術と成長。

誰かと打ち解けるには、

まずその人との共通点を一通り、

先回りしてカバーしておくだけでいい。

 

現実解。

面接でも営業でも、協力関係でも、
相手の欲することを出すことと、
相手の嫌がることを出さないことが重要だ。

それ以上に更に必要なことは、
「相手との共通点」を、
先回りして作っておくことにある。

他人と打ち解けられない人は、
これを徹底していない、あるいは意識すらしていないために、
打ち解ける以前に、とても退屈なその場しのぎの会話で終わってしまう。

そもそも「ジャマだな」と思われてしまう営業は、
前提となる人間関係が用意されていないバクチでしかないため、
ほとんど上手くいくことはないのだが、
大多数は「目先の数字をどうにかしなきゃ…」という、
とても貧困な視点で終わっているために、
必死になって自己主張ばかりを繰り返し、
知らず知らずのうちに、相手の嫌がることを繰り返して、
「嫌な人」という印象を与えて終わる。

「あるある」ではあるが、このような失点はもったいない。

「商品を売らずに自分を売れ」とは良く言い表したものだが、
何も営業に限らず、全てにおいて、まずは生身の人間関係ありきである。

何も考えずに声掛けしても、
邪魔者扱いや変質者扱いされるだけだ。

いっぽう、知っている人間関係を一人でも噛ませていたり、
共通している趣味・背景・打ち込んだ物事が一つでもあれば、
そこから人間関係はあっという間に広がっていく。

「一人」「一つ」が掛け算されたら、
打ち解け方は濃密になって「ぜひ話を聞きたい!」となる。

肌感覚で言っても、一次情報で言っても、
とっかかりから複数の掛け算が見つかれば、
それだけで打ち解ける強さは広がる。

ビジネス以前に、対人関係の基本でもあるんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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