正しいことだけ言っていると、退屈になる。
どう楽しくなるかに集中すると、プラスになる。
この違いを無視して、ついうっかり正論ばっかり言うのは、実は衰退の始まり。
現実解。
サラリーマンとしてとても誇らしい実績があっても、
いざ独立して「ハァ?」と思うような退屈な正論を押し付ける人がいる。
こういう人は、unlearn(忘れることによる学び直し)しない限り、
まず成長しないという特徴が事実としてある。
サラリーマンと独立の種目が根本的に異なるとは、こういうことだ。
独立した場合に理念(ビジョンやクレド)が必要なのは、
どう楽しくなるかに集中して、世界観を共有していくためだ。
理念を語れないなら、人は誰も付いてこないどころか、
壁に向かって話しているのと同じになってしまう。
理念をベタベタといやらしく書きなぐる必要はないが、
理念を聞かれたら、瞬間で即答できる必要はある。
自分の場合、理念は何かを問われたら「安眠」と即答している。
理念がない状態じゃ、オリジナルは作れない。
そもそもオリジナルになるため仕組みだもの。
だからこそ理念を軸に据え、正しさを乗り越える。
乗り越えた先に、常に楽しさに持ち込む。
そうじゃないと根本的に成長出来ないのは、作り手と作らされ手の違い。
作らされるのは正しいだけの側、作り手は楽しくもあり正しさを新たに作る側。
boxcox.net、遠藤武。