「やりたいこと」と「他人が喜ぶこと」を、極限まで近づける。

daily6 人と技術と成長。

この2点の距離が近いか否か、

この2点を意図的に近づけているか否かで、

仕事の成果や勝負は決まってしまう。

 

現実解。

仕事が上手く行かないとしたら、
「現時点での主張のしすぎ」で、
知らず知らずのうちに現状維持していることを疑おう。

「自分にはお金がない…」とか、
「できることはこれだけ」という考え方は、
可能性を問わずに現状を押し付けているだけだ。

また「買ってください!」という言葉は現状維持の典型例で、
「お客様の成果や成功や成長に資さないものを、何も考えずに押しつけているだけ」
という、誰がどう見ても迷惑行為だとさっさと気づく必要がある。

これらはいずれも「やりたいこと」「他人が喜ぶこと」が足りていない。

この不足に気づいていない人は、そもそも自立心がない。
自立心がないゆえに「やりたいこと」をつきつめてもいないし、
それを「他人が喜ぶこと」まで昇華しきれていないのだ。

昇華させるならば、
「常識や命令に反しても、これだけは絶対やりたい!」という、
自分ならではの熱量に、腹決めして落とし込む必要がある。
その上で「買ってください!」など自分で言わずとも、
自ずと「ほしい!」「みたい!」「面白い!」と言わせる内容まで、
自分独自の世界観として楽しく練り込むのである。

商品やサービスやコンテンツの開発の基本は、
「情報と経験を圧縮して、自分独自の言葉で語る、実力比べ」だと言っていい。

思い切った独断にこそ、
「よくぞ言ってくれた!」
「よくぞサービスを出してくれた!」
という言葉で、人は共感する。

これと逆に、単にロジカルに考えるだけだったり、
単に模範解答を記憶してなぞるだけだったり、
単に叩かれる可能性から逃げると、共感もなく、
作業代行のまま一生を過ごすことになる。
(作業代行は、自分の世界観など一切不要なので、
叩かれもしないかわりに、共感もない。)

 

「やりたいこと」と「他人が喜ぶこと」をどう定義して、
いかにして極限まで近づけるかが論点だ。
一致していれば、もちろん最強だ。

スタートラインは、ここまでで書いた事実を、
そもそも腹落ちして素直に認めるか否かにかかっているんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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