何となく「これだ!」と思ったところから、
相手のメリット増加とデメリット減少を全面に出して、
気楽に話を出していく「物は試し」が出来ると、それだけで強い。
現実解。
ビジネスの話でもいいし、
交渉事でもいいが、
このようなカジュアルな提案は、
発想を変えていく上で重要である。
ビジネスも交渉事も、
相手と自分のメリット増加とデメリット減少に重きを置けば、
一見してビジネスや交渉事に思わせないような、
自然な対話が成立する。
このコツは、自分が相手にgiveできることは、
徹底的にgiveすることにある。
takeを最初から狙うよりも、
少しおすそ分けしすぎるくらいでいい。
少しおすそ分けしすぎるからこその、
メリット増加とデメリット減少の同時狙いなのである。
特に痛いところがなく、かといってしつこさやねちっこさもないなら、
あとは好き嫌いで「物は試し」を決めればいいだけの話だ。
どのみち「ダメ元」なのであれば、
メリット増加とデメリット減少を、
そっくりそのまま価値として作り、
相手と一緒に勝ちを楽しめるだけで、楽しくなる。
boxcox.net、遠藤武。