雑用に、人や企業の全てが滲み出る。
電話応対も、郵便のやりとりも、
アウトプットは全て、ブランドの起点だ。
現実解。
「雑用なんて、成長してさっさと別な人に手渡すべきだ」
これは100%正しい。
誰かに手渡すからこそ、自分でやっている雑用の端々すら、
本気で質を上げていくことが大事なのである。
読みやすいメールも、手書きのハガキも、
スケジューリングも、普段の会話やコミュニケーションも、
営業活動から人材採用やバックオフィスまで、
トップや決定権者の意図や発想が全てに反映される。
仮にそうでない要素があったとしても、
だんだんと決定権者のレベルと同じくらいまで淘汰されていく。
類は友を呼ぶ、とはまさにこのことだ。
感動させて人気を集めるサービスとは、
細部も全体像も捉えて、丁寧に組み上げられている。
ブランディングの本質がここにあると気づけたとき、
立ち居振る舞いから雑用まで、一気通貫でレベルを上げる発想を持てる。
雑用のレベル上げこそ、実はブランディングの必修科目なんだよね。
boxcox.net、遠藤武。