ちょっとした1つを、
やっているかどうかで、
大きな違いが生まれてくる。
例えば、名刺交換した人に、
ハガキ一枚書くことは、
ちょっとした1つの違いが、
大きな違いにつながるきっかけづくりだ。
交流の場があり、
名刺交換をしたとしよう。
「素敵だなあ」と思った話題について、
マジックペンで30秒程度で、
ストレートに短く書くだけで、
一発でお互いに覚えておくことができる。
例えば、書く内容は、
「前向きな様子が素敵でした。ありがとうございます」
たったこれだけでいい。
短いほど、楽しくなる。
もし書く内容に迷ったら、
ハガキの内容は、
「ありがとう。」とか、
「感謝。」と、
一言だけ大きく書けばいい。
ラブレターは、
短ければ短いほど、
楽しく頭をつかえるので、
シンプルに素敵だ。
短ければ短いほど、
読み手にとって押し付けがましくなく、
書き手にとって言い訳がましくなくなるのも、
シンプルでなおさら素敵だ。
「いつもハガキありがとうございます」
「遠藤さんは、いつも手書きのハガキを書いてくれるんですよ」
ハガキが積もり積もって、
後に再会したとき、
その場で「ハガキの遠藤さん」と周囲に紹介頂き、
前向きなつながりが増えるきっかけ急増した。
たった1枚から始まり、
これが2枚3枚と増えていくだけで、
自己紹介せずとも、
自己紹介が始まってしまう。
まさに1つ違いで大違いだ。
ハガキについての本を乱読したが、
どの本も「一切売り込むな」と書いている。
これは納得できる。
売り込みが入ってしまうと、
せっかくのラブレターに、
ねちっこさがまざってしまうためだ。
ビジネスとしては矛盾しているように聞こえるが、
実はこれは「1つ違いで大違い」のカギである。
ねちっこい相手は絶対に売れないし、
そもそもお付き合いすらできない。
この事実を痛感しよう。
一番「なるほど!」と来たハガキのビジネス書は、
「とても軽快だなあ」と思っていたが、
この軽快なさわやかさが、
実は一番大事なんだよね。
LINEスタンプよりも軽く、
かつインパクトがある。
大多数は、ウェットでねちっこいから、
軽快なさわやかさが響くのだ。
迷ったら、
「1つ違いで大違い」を意識して、
軽快に動きを変えてみる。
その積み重ねが、
突然自分の実力や立場を変えるんだよね。
boxcox.net、遠藤武。