依存心の強い業界。

daily6 人と技術と成長。

客先をナメていたり、媚びへつらい気味になることが是とされる業界。

うだつの上がらないサラリーマンのように、ネチネチしている業界。

売る側も買う側も、お互いに依存心が強く、その割にプライドだけは高い。

 

現実解。

本質が代行業である場合は、全て依存心の強い業界だと言っていい。

サービス業にあるような「ユーザー体験」のない分野は、ほとんど該当する。

理由は簡単。

自分の業界の地位向上など全く考えていないから、

夢も希望も、本音ベースではそこに一切ないためである。

要は全然勉強できていないのである。

あるのは、どうやってお金を掠め取ってやろうとか、

どうやってだましだましサービスを導入しようとか、

そもそもサービスを提供する元請けからして、

無駄に頑固だったりする。

このような業界で独立しても、サラリーマンと何ら変わらない。

むしろ、大手のサラリーマンのほうが遥かに立場も人間性も上だ。

ユーザー体験を無視していい仕事なんて、

そもそも単純作業くらいしかないんだけどね。

単価だけ高くて、単純作業と変わらないことを、

商習慣でやっているだけの業界は実は多いんだよね。

特に、目下お金がかかっている分野だと、

「ユーザー体験」や「問題解決」が取ってかわって、

単純作業という事実がもろにバレてくるんじゃないかな。

該当する業界にいる人も、はっきりと、

「うちの業界は成長しないしダメすぎる」

と言い切ってしまっている始末だものね。

 

追記。

どこの業界かは、みんなで考えよう。

答えは、みんな違って、みんな良い。

該当しない業界を挙げておくと、

博士号を取ることが重要だったり、

難関資格を取ることが求められたりする場合、

この真逆で独立心の塊だ。

勉強不足は、自立不足ということ。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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