客先をナメていたり、媚びへつらい気味になることが是とされる業界。
うだつの上がらないサラリーマンのように、ネチネチしている業界。
売る側も買う側も、お互いに依存心が強く、その割にプライドだけは高い。
現実解。
本質が代行業である場合は、全て依存心の強い業界だと言っていい。
サービス業にあるような「ユーザー体験」のない分野は、ほとんど該当する。
理由は簡単。
自分の業界の地位向上など全く考えていないから、
夢も希望も、本音ベースではそこに一切ないためである。
要は全然勉強できていないのである。
あるのは、どうやってお金を掠め取ってやろうとか、
どうやってだましだましサービスを導入しようとか、
そもそもサービスを提供する元請けからして、
無駄に頑固だったりする。
このような業界で独立しても、サラリーマンと何ら変わらない。
むしろ、大手のサラリーマンのほうが遥かに立場も人間性も上だ。
ユーザー体験を無視していい仕事なんて、
そもそも単純作業くらいしかないんだけどね。
単価だけ高くて、単純作業と変わらないことを、
商習慣でやっているだけの業界は実は多いんだよね。
特に、目下お金がかかっている分野だと、
「ユーザー体験」や「問題解決」が取ってかわって、
単純作業という事実がもろにバレてくるんじゃないかな。
該当する業界にいる人も、はっきりと、
「うちの業界は成長しないしダメすぎる」
と言い切ってしまっている始末だものね。
追記。
どこの業界かは、みんなで考えよう。
答えは、みんな違って、みんな良い。
該当しない業界を挙げておくと、
博士号を取ることが重要だったり、
難関資格を取ることが求められたりする場合、
この真逆で独立心の塊だ。
勉強不足は、自立不足ということ。
boxcox.net、遠藤武。