そう理解しておくだけで、実力の有無が一発でわかる。
有意義なポジショントークとは、自分も相手もポジションを上げるトークだ。
単に自分のことだけを考えるポジショントークは、実はかえってポジションを下げる。
現実解。
責任転嫁してばかりで妙にねちっこい人の背景には、
自分を実力以上に大きく見せようとするごまかしが、常にある。
見る人から見れば、実力不足をひた隠しにしているのがバレバレなんだけどもね。
謙遜する言葉を発していながら、そもそも人の話を聞いてもいないし、
ビジネスの場合は、最も必要な「徹底的に真似る」ことすらしていない。
その割にプライドだけは天下一品を通り越して、かわいげもなく下品だ。
結局誰からも応援されなくなり「ダメだこりゃ」と思われて終わる。
実力不足を誤魔化してねちっこいポジショントークに逃げるのは、
どこかでしっぺ返しを食らうという原理原則がやってくるけども、
それ以前に率直に申し上げて、とにかく悪い意味でかっこ悪い。
問題提起をしているようで、問題がイケてなかったり、
解くべきでない問題を問いて、自滅してしまうのだ。
要は、基礎力が完全に足りていないのである。
ほぼ例外なく、基礎力のなさも誤魔化している上に、
それを指摘してくれる人すら無視して噛み付いてしまうのは、
ギャグでやっているのか真面目なのかがわからなくなるくらいだ。
そんな人たちは、本を一切読まない。
読んでいたとしても、生兵法にとどまり、
自分から大やけどしにいっている状態だ。
(もちろん、デイリーレポートも一切読まない。)
だからこそ、ありのままを複数の事例から書き連ね、
「自分が失敗しないために、この人はわざわざ失敗してくれた」
「読み手が失敗しないために、体を張ってくれた」
という教材として取り扱うようにしているんだよね。
追記。
読んでいるあなたのポジションが、
ついついうっかり上がるためにこそ、
デイリーレポートを書いています。
読む人も、書く人も、ポジションが上がるという発想こそ、
究極のポジショントークだと確信しています。
どうせすべてはポジショントークなら、
一期一会で書いている人、読んでいる人、
そのすべてのポジションが桁違いに上がったほうが、
面白いに決まっているのだから。
boxcox.net、遠藤武。