ローテクと経営。

daily6 人と技術と成長。

「経営はローテクのまま問題を抱えているから、解決したい」

そんな文言を見かけたが、ローテクの最上位に勉強不足があることを素直に認めないと、

いつまでたってもローテクから脱せない。

 

現実解。

1行目のカギカッコの文言は、

どこかで見たキャッチコピーだが、

実のところこの本質は、

経営する側が一点突破のまま成長していないことが、

単に裏目に出て「ローテクに見える」だけでしかない。

例えば、下請け状態から脱せなかったり、

特定のニッチ商材生産の一本足打法から脱せないのは、

単にヒト・モノ・カネ・情報について、

投資をしきれていない勉強不足ということだ。

いくらハイテクにしたところで、絶対に解決しない。

これを無視して「ローテクである」ことだけに絞るのは、

そもそも解くべき問題を間違えることになる。

DX対応のお題目の元に、

単に何となくITサービスにお金を使わされ、

勉強不足の状態を脱せないことになる。

「ローテクであること」は、

知識が欠けているという現象に過ぎないが、

その最上位の概念である勉強不足は、

根本的に人の立ち居振る舞いに問題がある。

 

ローテクによって発生する問題は、

そもそも人間の動き方を51%以上変えない限り、

繰り返し同じ問題に悩まされてしまうんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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