徹底的とはどれくらいか。

daily6 人と技術と成長。

「そこまでやるの!?」と相手に言わせるレベルが目安だ。

知識を仕入れることも、客先の要望を満たすことも、

相手を唸らせるレベルであれば、合格点。

 

現実解。

「徹底的にやります!」

そう意気込んでおきながら尻すぼみになるのは、

量が少ないからに過ぎない。

勉強であっても仕事であっても、

できる人とできない人の境目は、

絶対量の差だ。

できない人は、量が少なすぎて、

食らいつきが足りていないのだ。

物心ついたあとならなおさら、

量が質をつくると認識しておくしかない。

中高生くらいまでなら、

量がなくとも質を得られる人はいるかもしれないが、

大学受験とそれ以降は処理する量が増えるため、

できるだけ量を稼いで質を求める必要がある。

数回読んだだけで理解できる事例は例外だ。

20歳まででろくに勉強ができなかったのなら、

理解すべきポイントは2つある。

中学生のときに公立高校の入試・模試で、

偏差値60または8割正解が取れないなら、

根本的に勉強の才能がなかった可能性が高い。

上記を取れている基礎があるなら、

それ以降は単に量が不足していると素直に認め、

繰り返す回数を今の2倍から10倍にすることが先決だと心得よう。

英語がわかりづらいのも、

数学がしんどいのも、

仕事で常にダメ出しされるのも、

才能の問題を抜きにすれば、

単に数が圧倒的に足りていないだけだ。

「才能がないのか…」と諦める前に、

数を稼ぎやすい仕組みや環境を作り、

数を稼げる教科書や参考書や書籍を探る。

例えば入り口をマンガにしてもいいし、

動画で理解してから本格的な参考書に移ってもいい。

仕事なら、ビジネス書やブログ記事をここに加えてもいい。

そうすれば、参考書がボロボロになって、

買い替えが必要なレベルまで読める。

数を稼ぐための下地を整えることに、

まずエネルギーを注ぐのである。

数をむりやりこなす前に、

数をこなせる準備がそもそも必要だと、

足元を疑ってみるだけで、楽になるんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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