トップとその他大勢。

daily6 人と技術と成長。

トップは群れないが、

その他大勢は群れている。

どれだけ優秀でも、群れた時点でグダグダになる。

 

現実解。

正確に言い切ると、

トップは群れる必要など全くない。

どこに行っても重宝されるからだ。

会社などの組織を考えてみよう。

この場合のトップとは、

必ずしも経営幹部のこととは限らない。

なんちゃってマネジメントしかできない経営幹部など、

タヌキの置物でも努まるよ。

組織で抜きん出ているエースを含めて考えよう。

数多くの組織を見てきているが、

経営幹部が組織の外で群れているような組織は、

率直に言って依存心が強い。

大規模な組織が成り立つのは、

絶対に群れない組織のエースの層が厚く、

かつ経営幹部も絶対に群れないからだ。

この点、今をときめくはずの、

ユニコーン企業の中に、

「やたら主体性がなくて依存心が強いなあ」

というケースを結構見かける。

「まずは飲み会!イベント!親睦!」

みたいな発想でいながら人数を増やしている時点で、

本当はマネジメントが間違っているんだけどね。

うまくいく組織ほど、淡々としているし、

その他大勢が出てこないように徹底している。

経営幹部がその他大勢というのは、どうしようもない。

こういう状態だと、真のトップであるエースが、

その他大勢の経営幹部を見限って辞めていってしまう。

実のところ、この見限りこそ、

転職や独立による成長のきっかけになる。

更に言えば、成長をきっかけにして、

世の中を変えてしまうのである。

トップこそ、目先にいたその他大勢に感謝する必要があるんだよね。

物事は「トップvsその他大勢」という相対評価に見えるけど、

土俵を有利に変えていけば、絶対評価にあっさり転じる。

絶対評価とは、常に自分との勝負だ。

「トップvsその他大勢」を経て、

世の中を変えてしまう絶対評価に集中できたら、

トップは更に成長して世の中を変え、

神々しいとまで言える存在になってしまうんだよね。

せっかく成長するなら、それくらい言い切らなくちゃ、もったいない。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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