本当にやりたいこと探し。

daily6 人と技術と成長。

本当にやりたいことなんて、

大多数は探しているうちに迷って一生を終えるよ。

本当にやりたいことは、手当り次第に挑戦と失敗を重ねて、

挑戦と失敗に楽しさが見え、浮き彫りになった結果論というだけだ。

 

現実解。

挑戦と失敗を重ねていると、

次もやりたいことや、

次もやるべきことや、

二度とやる必要がないことが、

自然と見えてくる。

次のToDoが自ずと浮き彫りになるということだ。

この流れを掴んだら、

本当にやりたいことなんて実はそう多くないと、

一発でよく分かるだろう。

名を成しているプロほど、

自分がやらなくてもいいことは一切やらないし、

不快に思ったことは一切触れないか、

不快に邪魔されないよう電光石火で完了する仕組みを作る。

経営者であっても、文筆家であっても、これは全く同じことだ。

やりたいことを探しているうちは、

挑戦もしていないし、

失敗もしていないのである。

迷ったら先に「やって後悔しろ」とは、

耳にタコができるほど言われている。

これは「やって後悔したことしか、人間は納得できない」という意味だ。

もちろん徹底して素直に読書から学んで、

挑戦も失敗も先取りすることは出来る。

読書量が小さく狭い場合は、

「やって後悔」することを優先しつつ、

そこから読書を後追いさせて納得を得るといい。

僕が物事を指南するときは、

マネジメントでもマーケティングでも、

試験対策の指導でも、

単に読書量から学べるのか、

「やって後悔」から学べるのか、

見極めて接している。

「やって後悔」から学べるほうが、

ものすごく素直なので、

一気に伸びていくんだけどもね。

話を戻そう。

本当にやりたいことは、

無理やり探して無理やり叶えるのではなく、

後悔した先に浮き彫りになるんだよ。

本当にやりたいことをやっている人が、

心底幸せそうなのは、

後悔で予習しているからなんだよね。

後悔から来る怨念があり、

かつ怨念を素直に直視しているからこそ、

怨念を乗り越えて、

その先のステージを歩めるのだ。

後悔から来る怨念を乗り越えているのだから、

勝手に幸せになるしかないよね。

本当にやりたいことは、

優等生的に下から上を目指す物事ではなく、

ドロップアウトして上から下を拾い上げる物事だ。

そこには自分の主観しかないから、

納得ばっかりで楽しい。

外資コンサルティング会社のパートナー(共同経営者)になる道を捨て、

「中小企業経営者の人はただただ楽しそう」と、

20代で独立した人がいるけれど、

ドロップアウトから本当にやりたいことが浮き彫りになるとは、

素直に楽しそうなことを優先する発想なんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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