売上が立ちにくい理由。

daily7 仕組み化。

そもそも商品の作り込みが甘いからだ。

これではいくら認知させても「あんた誰?」だよ。

 

特にサービス業の場合、

商品の作り込みが甘い状態は最も危険だ。

「欲しい!買いたい!」と言わせるブラッシュアップが不足し、

売り手目線で「これができます!」ばかりで、

買う側の問題解決をガン無視しているのである。

この状態は、率直に言うと、

下っ端事務員の転職と同じポジションニングであり、

作業や制作代行と何ら変わらず、

ビジネスのていを成していない。

自分が出来ることが優先してしまうがために、

買い叩かれてしまうのである。

事業がうまくいかず、

大多数が単価の安い代行業務ばかりになのは、

そもそも実力不足が理由だ。

実力不足で忙しいまま、

強引に売りを立てないと会社が続かないジレンマがある中、

勉強不足に追い込まれて、

ポジショニングが固定され、

その状態のまま心に負けグセがついてしまう。

起業した人やフリーランスの9割の末路がこれだ。

単に難易度が高いというのではなく、

自分が楽勝できる分野と、

「欲しい!」と思ってもらえる分野が、

全く噛み合わずに、

無意味な努力をしてしまうのである。

 

この状態を脱するには、

「買い手の切実な悩み」という事実を、

サンプル数たった1つでいいから、

徹底的にしゃぶり尽くすことだ。

もちろん真似できるものは真似していい。

1滴だけ、自分の本音を織り交ぜればいい。

「買い手の切実な悩み」を解消するのは、

形のある商品でも形のないサービスでも、

基本中の基本だけれど、

そもそも8割か9割の人が素直にこれをやっていないから、

徹底するだけでピン!と来てもらえる率が大幅に上がる。

 

追伸。

自分の場合、たまたま20代のうちに、

本当に好きなこと(数理統計学)で事業をゼロイチで作り、

結果的にそのサービスのおかげで、

当時の勤め先は経営危機からV字回復した。

競合他社が戦意喪失するような切り口を徹底し、

ファンと言えるリピーターが付いてくれた。

当時の勤め先は、

日経新聞や業界紙にコンスタントに取り上げられて、

業界内での認知度が高かったことも追い風だった。

それ以上に、企画成功とV字回復の一番の理由は、

自分が本音丸出しで成長したかったことと、

お客様の「欲しい!」がマッチし、

見事に認知度と噛み合ったからなんだよね。

 

追伸の追伸。

これを切り口を変えて再現することが、

自分の一番の仕事と即答しています。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

↑↑↑
詳細は上記リンクを参照
↑↑↑

■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

boxcox.netを講読する
タイトルとURLをコピーしました