大前提とは、勇気を出して「そもそも」を語ることである。

daily9 大前提。

普段から、大前提の置き方に徹底注意をして仕事をしている。

そうでなければ、成長する上で解くべき問題を間違えてしまうためだ。

 

単なる答えを間違えるだけなら、

軌道修正をすればいいので傷は浅いが、

そもそも解く必要のない「ウソ問題」を解こうとすると、

ヒトもモノもお金も情報も、感情やエネルギーも、

次から次へと削られてしまう。

これは寿命の無駄遣いだと断言して構わない。

 

「安請け合いを繰り返すばっかりに、嫌な思いをしてしまう…」

「せっかく自分はアイディアを出せるのに、周りはみんなやる気がない…」

このときすべきことは、

その大前提としてのヒト・モノ・お金・情報との付き合い方を、

自分の気分のいいものだけに変えてしまうことにある。

最初から100%変えてしまう必要はないが、

最低でも過半数(=50%超)を変えて、

「変わったあと=最大派閥」とする必要がある。

その第一歩として、

「そもそも、この集団と関わる必要ってあるのかな?いや、ない。」

「そもそも、この人はこちらを使い走りのように扱うけど、それはこの人のビジネスが使い走りだからだ。よし、関わるのをやめよう」

「そもそも、この人と関わるのをやめて、またあの人に連絡しようかな?よし、しよう。」

という具合に、

愚直に大前提を変える決断を下す以外に、選択肢はないのだ。

最初はどんなに小さくても構わない。

むしろ危機感でひどくビビったときの、

ほんの小さな小さな小心者としての決断こそが、

極めて大きな勇気ある第一歩であることなど、

よくある話だからだ。

かっこ悪く思えてもいい。

むしろ最初はかっこ悪いほうが、

あとからかっこ良くなってしまうのは、

成長物語の常なのだから。

 

現実解。

かっこ悪く思える砂粒ほどの第一歩は、

実はかっこ良さの始まりであり、

大前提を変える勇気のカタマリなんだよね。

かっこ悪い第一歩こそ、実はそもそも、かっこいい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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