「DX推進がうまくいきません!」
そりゃそうだよ。
DXの本質は人間側が変わることにある上に、
人間側が変わるのには時間がかかるのだから。
あくまでDX=Digital Transformationであって、
Transformationとは変革・変身・変換という意味だ。
変わることには時間もエネルギーもかかる。
変わらないでいると、勝手に淘汰される。
決してシステムを買ってImplementation(導入)するだけではない。
この事実に気づかないまま、
システム「導入」という感覚でDXを捉えて、
「こんなはずではなかったのに…!」
と早々に思い違いするケースは多い。
現実解。
まずは人間が変わって成長していくこと。
データドリブンな組織を創るには、必須の視点。
ITエンジニアはビジネスの感覚を、
ビジネス側はITエンジニアの感覚を、
それぞれ持つことがDXのはじまり。
そのためには既存の上下関係すら肯定的に否定することになる。
経営者はなおさらマネジメントや仕組み化に注力することになる。
追記。
老若男女問わず変わろうとする人にとっては、
DXの混沌はバブル期のそれよりも更に強烈な、
千載一遇の大チャンス。
「しまった!乗り遅れた!」
と今この瞬間に思っている人にこそ、
超超超大チャンス。
boxcox.net、遠藤武。