今の人生は、1回こっきりである。
1回の人生が80年を超える今となっては、
ついうっかり「1回こっきり」の感覚が薄くなり、
ついうっかりどうでもいいことにイラついてしまうが、
思いっきりどうでもいいことにイラついたら、
「どうせ人生は1回こっきりなんだから、自分も信頼できる人も前向きになれる馬鹿げたことをしよう」
とか、
「どうせ人生は1回こっきりなんだから、マイナスに考えてしまうクセに、他人のマイナス思考のクセを観察して掛け算し、プラスにしてしまおう。人のフリ見て我がフリ直せだ」
のように、
「1回こっきり」
のありがたみを実感すると、
行動するしかなくなり、
腹決めしていちいち感情に流されなくなる。
現実解。
死に際に、
「もっと自由に馬鹿やっておけばよかった」
「もっと思いのままに行動すればよかった」
「もっと勉強しておけばよかった」
と言いたくないなら、
そのようなマイナスの感情を、
自分と他人の2軸で観察し
(マイナス)×(マイナス)=(プラス)
に持ち込めばいい。
人生に「次回」はないとわかった人からすれば、
森羅万象は、全て教科書や参考書になる。
boxcox.net、遠藤武。