「決断力が重要」という言葉は、
今や耳にタコができるほど聞かされている。
そもそも決断力とは、
「決めきって、断つチカラ」
のことであり、
決めた先以外を断つことで、
チカラの割り振りを抜本的に変えることだ。
決断しているということは、
それだけで行動を変えているのであり、
従ってチカラの出方が根本から変わるのである。
チカラの出方を変えられる人は、
セルフコントロールが出来る人であり、
コントロールが効くゆえに強い。
チカラの出方が変わらないなら、
それは「判断」どまりであり、
「現状維持」が「決断」に紛れ込んでいる可能性を疑おう。
(決断)=(判断)+(変化)
であり、変化が決断側に移項すると、
(決断)-(変化)=(判断)
(決断)+(現状維持)=(判断)
のように「変化のマイナス」=「現状維持」に気づければ、
決断している時点で強いとわかるはずだ。
現実解。
あの人と関わることを辞めて、
この人と関わることに決める。
我慢を辞めて、好きなことを始める。
好きなことをやるために、
瞬間風速的に痩せ我慢して、
筋トレのごとく鍛えて、流れを有利にする。
これらは全て、決断力のたまもの。
boxcox.net、遠藤武。