根本的なことをストレートに言ってしまうと、
下請けは「実力がつかず、つまらない」ために、
限界がやってくるというのが実情である。
要は、未来を作れないのだ。
もちろん、何もしないよりは、
未来を据えて瞬間風速的に下請け仕事をすることが、
絶対にダメだとは思わない。
サラリーマンとして修行することも、このうちである。
さりとて、サラリーマンの仕事は、
従業員の動線設計をした上で、
その通りに動いてもらう形で成り立っている。
これは人事や労務管理の本を読めばわかることであり、
令和の今となっては、
転職のハードルが下がったどころか、
起業やフリーランスがやりやすくなったので、
この事実を隠しておくことなどできようがない。
下請けもこの通りである。
自己決定権がない仕事を、
契約書のつまらない規定のまま、
あるいは契約書もない搾取状態のまま、
「うちの業界はこうだから……」
と続けてしまうと、
頭の回転が鈍っていくだけだ。
そんな決断できない状態に、
未来があるわけないよね。
現実解。
図太くなろう。
足の爪の0.1mmくらいでいいから、
前の日よりもはみ出すくらいでいい。
その積み重ねはバカにできない。
靴下が破れると「迷惑!」だが、
現状を打破する前向きな行動は、迷惑ではない。
仮にあなたが変わるために行動して、
あなたを「迷惑!」と思う退屈な人がいたとしても、
靴下と靴を履いて、
スタスタと歩いて移動して、
離れてしまえばいい。
追記。
下請けにイヤイヤと甘んじる人は、
「迷惑だ!」と批判されることが怖いだけ。
boxcox.net、遠藤武。