なぜ下請けに限界があるのか。その2

daily9 大前提。

根本的なことをストレートに言ってしまうと、

下請けは「実力がつかず、つまらない」ために、

限界がやってくるというのが実情である。

要は、未来を作れないのだ。

 

もちろん、何もしないよりは、

未来を据えて瞬間風速的に下請け仕事をすることが、

絶対にダメだとは思わない。

サラリーマンとして修行することも、このうちである。

さりとて、サラリーマンの仕事は、

従業員の動線設計をした上で、

その通りに動いてもらう形で成り立っている。

これは人事や労務管理の本を読めばわかることであり、

令和の今となっては、

転職のハードルが下がったどころか、

起業やフリーランスがやりやすくなったので、

この事実を隠しておくことなどできようがない。

下請けもこの通りである。

自己決定権がない仕事を、

契約書のつまらない規定のまま、

あるいは契約書もない搾取状態のまま、

「うちの業界はこうだから……」

と続けてしまうと、

頭の回転が鈍っていくだけだ。

そんな決断できない状態に、

未来があるわけないよね。

 

現実解。

図太くなろう。

足の爪の0.1mmくらいでいいから、

前の日よりもはみ出すくらいでいい。

その積み重ねはバカにできない。

靴下が破れると「迷惑!」だが、

現状を打破する前向きな行動は、迷惑ではない。

仮にあなたが変わるために行動して、

あなたを「迷惑!」と思う退屈な人がいたとしても、

靴下と靴を履いて、

スタスタと歩いて移動して、

離れてしまえばいい。

 

追記。

下請けにイヤイヤと甘んじる人は、

「迷惑だ!」と批判されることが怖いだけ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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