人間の本音を無視してしまうから、
嫌われると言っていい。
誰も長時間労働などしたくはないし、
好きで得意なことに集中するほうが、
精神衛生上も健全で、
また有利にことを運ばせることもできる。
これが紛れもない原理原則ということであり、
極めて自然体なあり方だ。
また、組織が、
「嫌なものは嫌だ」
という本音を封じてしまうことも、
嫌われる組織の特徴だ。
だまくらかすことで人離れを起こしてしまうと、
その組織の賞味期限は近い。
現実解。
組織が組織として生き残るには、
そこに属する人の「好き」と「嫌い」だけで、
徹底的に判断と決断を何度も重ねればいい。
個人も、これで生き残れる。
追記。
「可もなく不可もない」は問答無用で「嫌い」に放り込むことが、唯一のコツ。
「可もなく不可もない」を放置すると、
「嫌いと素直に言えない嫌い」が膨れ上がるから、
溜め込まないようにする工夫でもある。
boxcox.net、遠藤武。