起業や独立がもてはやされるのは、技術開発のハードルがグンと下がったためだ。
データを扱うことは一頃前に比べてとても容易になったし、
データと直接関係ないビジネスのノウハウも動画や書籍で手に入りやすくなった。
現実解。
とすれば、本音を軸にチャンスをつかみ、情熱で淡々と動けば、強い「作り手」として成長も成功も意外に手近にある。
追記。
逆に言うと、数学や数理統計学を使うデータ分析分野にも関わらず、技術開発に関われない社会科学(経済学や社会学)は明らかにインパクトが薄れてしまった。
財務モデリングもFP&Aも、マーケティングも、ゼロイチ立ち上げやグロースハックも、品質管理もオペレーションズリサーチも、
数理統計学を使えたとて一次情報やドメイン知識が出回らない上に、
数理統計学のユーザーである経済学はモノ作りやコト作りの外側にいるため技術開発に関われない。
追記の現実解。
こういう場合、堂々と作り手に回れる分野に思い切ってお引越ししよう。
boxcox.net、遠藤武。