不用意に愚痴をこぼすと、知られたくない人に思わぬところで知られてしまうんだよね。
「αさんがメールでXさんに向けてこぼした上司のY氏への無根拠な愚痴が、現にY氏を信頼しているXさん主導の重要なミーティング中に、そのまま見えてしまう」といったように。
名前付きで流す情報は、こういう情報の非対称性がもたらす場面に要注意だ。この場合、αさんは自分から「迷惑メール」で評価を下げるだけで済むならまだやさしいほうだ。
ねちっこい文句や愚痴で小賢しくごまかさずに、バカみたいに淡々とした思考と行動とジャンプを原理原則で繰り返せるなら、愚痴は出てこない。
自分と向き合った回数だけ、人への愚痴が減り、自分のモチベーションが強化される。
こうやってモチベーションが強化され、情報強者は信用力を強めていくんだよね。