「無視」の扱い方

daily0 本音たち。

いちばん冷酷なコミュニケーションとは、計画的に無視することである。

悪口や陰口はもっぱら感情がもたらすものだが、無視は計画的かつ合理的に行える。どうでもいい物事とはいっさい関わりもせず、あいさつも会釈も最低限でいい。計画はそれだけだ。

計画的な無視がもたらす合理性とは、嫌われるべき層から嫌われたり、畏怖されることにある。

時間と思考を有効かつ最大限活用するなら、時にはこのような冷酷なフィルターが必要だ。ウェブ上で言えば、文章で言及せず、メールも「いいね」も送らず、何も返さないでいればいい。ノイズをカットするフィルターを実装すると考えよう。

さらに言えば、「ブロック」すらしないままで放置すればいい。

相手に「ブロックされた」という記録を与え、そこにコミュニケーションを出してやる必要すらない。不用意に反応を与えてしまう理由など一切ない。

これは極論中の極論であり、非常事態の渡り歩き方である。もちろん、好きな物事を目の前にしたら、ここぞとばかりにコミュニケーションを大事にするといい。

言うまでもないことだけれど、感情的になって無視でごまかす層と、計画的に無視を活用する人は、全く異なる。感情的になって無視することは、キャンキャン吠えたり、都合の悪いことをブロックして誤魔化す、堂々としていない残念な人というだけだ。

せめて無視することくらい、冷酷なほど合理的に、かつ畏怖をもたらすように進めたいよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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