「ゴーイングコンサーン」の本音

daily0 本音たち。
ゴーイングコンサーンという考え方があるが、この本質は、ただただ楽しくて続けてしまうということだ。

自分の好きな物事に価値や信用を与えて、事業化する発想と言い換えていい。手段が独立だろうと転職や移籍だろうと、いずれも同じことだ。

続けることで初めて、自分のスペックや一挙手一投足に、自分で責任を持つということができる。

責任を持つなら、

・まず自分の興味ある物事を常にモニタリングする
・その全体像も細部も探り、換価しやすい物事と関連づける
・関連付けたら徹底的にカッコつけて楽しむ
ことで、生計を立てるといい。

これと逆に、自分をお役所的な常識のど真ん中で放置して建前に従い、嘘をつくと、疲労感やせせこましさしか残らない。

「お役所的」が楽しいならさておき、つまらない・しんどい・気力が出ないと感じるなら、その実感に嘘をついても意味がない。

 
一般的に言うところの責任が、お役所的でせせこましく感じるのは、多かれ少なかれ、本音でない物事を混ぜているためだ。そんな状況で「自分の仕事に責任を持とう」と思い込むのは、自分で自分を洗脳しているも同然である。このとき、ゴーイングコンサーンにはリスクしか残らない。

そんな酷な状況は、何が何でも回避すべきだ。出来るだけ情報を共有し、フラットな目線を保って、自分のスペックを高めよう。

もっと言えば、自分に対してナルシストでありつづけて、継続する責任と一致させてしまえばいいのだ。「建前や常識に逃げない、カッコつけドリブン」で、自分の責任を再定義すればいい。

カッコつけるだけで続いてしまい、楽しく続けることでカッコよくなる。この流れって、最高にカッコいいよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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