「粗製乱造しろ」という言説がある。
特に「“プロなら”粗製乱造しろ」というような言葉遣いが多い。
これは実のところ、継続させるコツがあり、かつ大切な視点が抜けている。
ポイント。
上で述べたように、結局は、
「自分で作った影絵を発信するとでも思えばいい」
「気楽にアウトプットする」
「転じて、気楽に大量かつ高質なものをアウトプットする」
「そのためにはインプットも大量かつ高質にする」
という点がポイントが、継続のコツだ。
大切な視点。
一番最初は「どうやっても粗製乱造しか出来ない」のが事実である。
したがって、正確には、
「(一番最初の期間だけは仕方ないから)粗製乱造しろ」
「途中からは粗製乱造の質を上げろ」
という含みを持たせる必要がある。
ただ単に粗製乱造するだけでは、自分でいくらやっていても面白くはならない。
質の向上がなければ、そもそも自律的で興味深いな乱造など続かない。
あるいは、意味や文脈のないツギハギやコピペで終わらせようとして終わりだ。
現実解として言えること。
「粗製乱造しろ」は、あくまでハードルを下げるための方便だ。
インプットもアウトプットも、遊び心で同じくらい楽しまなくっちゃね。