「問題解決できない」の本音と扱い方

daily0 本音たち。

・網羅性が低い
・バイアスから抜け出せていない
・心理的あるいは肉体的に疲れ切っている
問題解決できない状況は、これらが重なって起こる。

疲れはさておき、網羅性の低さとバイアスの強さは、「先行研究を調べ切れていない」とか、あるいは「情報弱者」と言い換えられる。

特定分野での言説がそのまま他方面に当てはまると勘違いしてしまうと、網羅性が低くなり、バイアスから抜け出せない。

お金や給与や待遇や組織について考える上で、社会学や情報工学の観点ばかりで考えても無意味だ。

先端技術やAIについて考える上で、経営学とその周辺程度の知識では何もできないことは、明らかだ。

高学歴かつ相応に頭の回る層でさえ、ストレスにやられて、このような「情報弱者モード」に陥ってしまうことが多々あると留意しておくといい。

情報弱者とは、問題解決できずにストレスを溜め続ける弱者の始まりだと、早々に気付いておこう。

そう気付けると、自分の常識を高次の情報であっさりと書き換えることこそ、この上ない快感だと実感できるんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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