「断言」の本音

daily0 本音たち。

バイアスや矛盾を含む可能性を承知の上で、理屈と感覚を交差した一点に向け、集中し切って確信犯的に出す視点が「断言」だとしよう。

ここには、
・気楽に孤独を楽しむ勇気
・人やものごとを余すところなく網羅し包み込む自由な知性
・無言のうちに湧き出る威圧感
が必須である。

これらが揃っていなければ、断言は「しょぼさ」を演出してしまうだけでしかない。

マウンティングをする人が情けないほど必死だったり、
確信犯的な極論が知識不足に過ぎなかったり、
正しさばかりを一方的に主張する、
そんな発言がただの阿りに見えたとしよう。

この感覚はいずれも、上の3つのうちどれかが欠けているときの現象だ。

「あれ?この人、オピニオンがしょぼくなった?」
上の3点を通じて、そういう断言を導けるかもね。
「何が何でも断言すべき」という断言が、本当に必要かどうかはさておき。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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