知識格差や読書量の差があまりに極端だと、話が合わず、対等な会話が成り立たなくなる。
知識が足りている側からすれば、粗ばかりが目立つような層とは対等に話す気が起こらない。
これが役不足を招き、どうしようもないストレスにつながる。
知識が足りていない側からすれば、足りている側が何を言っているのか理解できない。
これを自分の力不足だと一切認めず、その場に不和が生じる。
もしストレスも不和もなく会話が成り立つならば、
それは少なくとも片方が畏怖の念や敬意を抱いている状況だ。
話が合わないという単純な状況には、それだけ根深く重大な背景がある。
これに気づけず、自滅してしまうのはもったいない。
理想的な状況は、双方が敬意を抱くことなのは繰り返すまでもないよね。