「深さと浅さ」の扱い方

daily0 本音たち。

深く柔軟に思量することができ、専門性を持つことは、

メディアで目立つこととつながっていないケースが多々ある。
お金が集まっている人の、売り物としては浅く誤ったインサイトが、
メディアで目立つという状況は数多く見受けられる。
悪貨が良貨を駆逐する矛盾は、貨幣や商品では困り者だが、
言論であれば、文字通り「二足三文の猿芝居たち」と置いてしまえばいい。
相手の名前を一切出さず、相手の傾向だけを描写し、
良貨を発行しながら実際に行動してしまえばいいのである。
名無しが怖い「浅い営業マン」は、本質的には、
飲み会が大好きで群れているサラリーマンと大差ない。
有料noteやサロンのユーザーにすぎないインフルエンサーと、
ブログやメルマガと書籍オンリーを貫く文筆家の違いは、
カラオケ資本主義のような物真似プラットフォーム以上の隔たりがある。
ひとつの達観の有無が、浮き彫りになっていると言う以外にない。
結局、深さと浅さとは、自分ひとりで自分を作り直す面白さに気づけているか否か違いでしかない。
この事実をささやくこと自体、炎上芸を放水で上書きする、
ある種の出初式のような放水なんだよね。
遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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