「言い訳」の扱い方

daily0 本音たち。

何かにつけて言い訳をする状態って、

材料不足に気づけず自分の頭だけで考えようとしているだけなんだよね。

まずは材料を掘り起こして、「材料不足からの抜け出し」に取り掛かろう。
行動したいなら、行動したい内容をそのまま丸パクりすればいい。
誰かに何かを言われそうだと思うのなら、実際に言われたらどうなるかを具体的に洗い出せばいい。
後戻りが出来ないと感じるなら、後戻りできるドアを残したまま動けばいい。
勇気がないと思うのなら、リスクを怖がる堅実さを認めればいい。
このままじゃまずいと思うのなら、立ち止まることのリスクを生々しく描写すればいい。
丸パクりではフィットしないなら、複数の事例を納得行く形で組み合わせればいい。

この流れを、何度でも少しずつでも(あるいは大胆に)繰り返せばいい。
繰り返しに飽きたら、上の流れを自分なりに書き換えてしまえばいい。
このように事例を集めて実験することに徹し、言い訳のほうから止まるようにしていけば建設的だ。
ここまで知っても言い訳が出るとしたら、飽きるまで言い訳で満たされてみるのも一つの方法だ。

飽きるまで言い訳に満たされながらも、
気持ちよく寝ているときや、美味しく食べているときや、
ほんの少しでも楽しいと思える瞬間にしっかり着目しよう。

そのときの感覚だけは、たとえ短かろうとも言い訳に満たされようがない。

この感覚を「材料不足からの抜け出し」とリンクさせてしまえば儲け物なんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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