「利益」の扱い方

daily0 本音たち。

利益を徹底して高めるために責任を持てる、
そのような立ち位置でこそ、自発的に働くことが面白くなる。

具体的には、財務諸表(PL、BS、CF)を見て予測して動くことで、
売上と利益とキャッシュフローをどのように上げていくか、
という視点の入り口に立つことがカギだ。

これはすなわち、経営者としての視点の入り口だと言っていい。
逆にこれ抜きには、キャリアを上げていくことが出来なくなる。

気をつけるべきは、ファイナンスにこだわりすぎると、
数字屋さんや事務屋さんに終止してしまいかねない点だ。

それが悪いとは言わないけれど、数字をただ追いかけるだけでは、
人に使われる人力ソロバンとしての一生しか見込めない。

数字のほかにテクノロジーや事実関係を入れ込むことで、
やっと初めてストーリーを自発的に作ることが出来る。

利益とは、受動的に出てきたものを眺めるのではなく、
能動的に作り込んで行くからこそ面白いんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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