利益を徹底して高めるために責任を持てる、
そのような立ち位置でこそ、自発的に働くことが面白くなる。
具体的には、財務諸表(PL、BS、CF)を見て予測して動くことで、
売上と利益とキャッシュフローをどのように上げていくか、
という視点の入り口に立つことがカギだ。
これはすなわち、経営者としての視点の入り口だと言っていい。
逆にこれ抜きには、キャリアを上げていくことが出来なくなる。
気をつけるべきは、ファイナンスにこだわりすぎると、
数字屋さんや事務屋さんに終止してしまいかねない点だ。
それが悪いとは言わないけれど、数字をただ追いかけるだけでは、
人に使われる人力ソロバンとしての一生しか見込めない。
数字のほかにテクノロジーや事実関係を入れ込むことで、
やっと初めてストーリーを自発的に作ることが出来る。
利益とは、受動的に出てきたものを眺めるのではなく、
能動的に作り込んで行くからこそ面白いんだよね。