「会計・IT・英語は三種の神器だが、それだけだとコモディティになり弱くなる。」
と、ひと頃前に叫ぶ人がいた。
これは掛け算がされていないだけであり、
一周回って現実はコモディティどころか、
キャリアの超強者である。
会計数値や監査の仕組みを駆使して組織を伸ばし、
デジタル化やデータ分析で事業を伸ばしていて、
それらについて英語でも対応できるとしたら、
その人はあっさりと経営側に回れてしまう。
連載していて打ち合わせするたび、
「(会計で経営を回す立場の)FP&Aに関わった方は、キャラが濃い方ばかりです!」
と、編集者さんは異口同音に答える。
場合によっては、コンサルのほうがおとなしいとさえ聞く。
FP&Aを経験した立場としても、
組織を回して事業を伸ばすべく各部署に影響力を行使するからこそ、
これには頷く以外にない。
もちろん断片的でポジションが低いとコモディティだが、
「会計・IT・英語」が噛み合ってポジションが高まると、
それだけ影響力を行使できる側に回れるのである。
現実解。
迷ったらフルセットで「会計・IT・英語」からポジションを得るのは、常套手段だ。
マーケティング部門を持たない企業はあっても、
会計を扱う部門はどの企業にもある。
追記。
既に別な専門があるなら、キャリアの掛け算でなおさら強くなる。
そうこう動いているうちに、数年で上司と部下の立場が入れ替わることなど、よくある話だ。
boxxox.net、遠藤武。