データ分析ができるとは、
営業から製造や開発やバックオフィスまで、
一気通貫で動かせるということだ。
これは、最終的に経営者としての資質につながる。
というのも、
データが無い中で洞察コメントを出すことや、
データもチームも束ねて腹落ちさせるのは、
文字通り経営側にしかできない仕事だ。
現実解。
統計学、テクノロジー、財務モデリング、FP&A、
これらに共通しているのは、
定量的な技術を軸に、定性的なコメントを出し、
チームを束ねることだからだ。
データ分析が難しく感じられることが多いのは、
技術者の素養と、サービス業の素養が、
同時に求められるからだと言っていい。
追記。
ひとつだけ注意。
技術者の立場から脱皮できずにデータ分析していると、
コーダー(プログラムを書くだけの人)に成り下がる。
「ビジネスサイド」という言葉がデータ分析担当者から出てくるとしたら、
その人はコーダーどまりの可能性が高い。
堂々とビジネスに関わればこれは防げるけども。
boxcox.net、遠藤武。