データ分析について連載し、解像度の低い財務モデリングから、
解像度の高いFP&Aや経理やアナリティクスまでを題材に扱っているが、
一般に財務モデリングがわかりづらいのは、これを普段使いするコンサル関係者やPEファンド関係者が、
思いのほか細かいデータを見ないためである。
PEファンドのビジネスモデル上、解像度が低いまま細かいデータを見ずとも、
基本的にビジネスがそのまま回ってしまい、
「これは講学上、解像度が低いデータです」
と気付けないままというのが、財務モデリングのサガである。
現実解。
もっと財務モデリングを活用して、あちこちで円滑かつ解像度高く動けて、
でも粗々大掴みもできるように、仕組みを建て付けよう。
そもそも、データは行動変容のために使うのだから、
もっとあちこちで「便利!」と思えるようにビルドしていい。
追記。
そのつもりで執筆しています。
boxcox.net、遠藤武。