生成AIの発達で、未熟者は消え、かえって正統派のアナログ強者が目立つようになる。New

daily13 事実の直視。データ分析ここだけ話。

生成AIの発達が目覚ましい中、「コンサルはもういらない」という声が目立つようになった。

これはその通りであり、上位0.1%以内に収まらないその他大勢のケースは、

ニセモノや未熟者として、AIに互換されることになる。

 

例えば、

・事業計画の制作代行しかできない

・単価の安い顧問や講演しかできない

というだけなら、もういらない。

質の低い「まとめサイト」でしかなく、

そこに具体性も命も吹き込まれていないためだ。

 

逆に言うと、

解像度が高く超具体的な分野と、

その解像度を下げて抽象化したのち他分野に応用できる場合は、

ぶっちぎりで価値が高い。

正統派の強者がかえって目立つ、アナログな世界になる。

もちろんこの場合のアナログとは「デジタルオンリーではない(=アナログもデジタルも精通している)」ということである。

 

例えば、

・具体的な業績の伸ばし方についての実績がある

・具体的なゼロイチ立ち上げや急成長の実績がある

・具体的な人に寄り添うマネジメントの実績がある

・具体的なデータ分析の手法開発や活用の実績がある

というケースや、そこから、

・具体的な要素を統計学などのモデリングで抽象化や試行錯誤し、他分野や行動づくりに応用できる

というケースが当てはまる。

いずれも、単なる「AIの先生」にはできない、アナログとデジタルの二刀流だ。

 

この二刀流は、生成AIツールだけでは作れない。

だからこそ、

「価値を出すためのドメイン知識を作れる」

「価値を出すための試行錯誤や行動を作れる」

という本質は、温泉の源泉やカルピスの原液工場として機能するのだ。

 

現実解。

アナログの価値が薄い場合も、単なるデジタル屋さんも、生成AIが普及するほど価値が減っていく。

結局、本人がゴリゴリ出した実績や、学歴や職歴といったアナログ要素がいっそう目立つようになる。

 

追記。

この事実は、20年と言わず30年や40年以上前から変わっていないから、不用意なAI煽りには注意しておこう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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