「遠藤さんは何を読んでいる(読んでいた)のですか?アナリストはそうとう読む印象があるのですが…」と聞かれる。
アナリスト時代、統計学や財務モデリング向けの専門書の読書はさておいて、
朝一で日刊の新聞や業界紙やレポートを15〜20誌読んでいた。
日刊のものに絞って、インプットを思いつくままに挙げると、
日経新聞、日経産業新聞、海運業界紙3紙、ブルームバーグ、ロイター、
読売、朝日、毎日、資源関係の業界レポート、穀物関係の業界レポート(総合商社発行)、
造船業界紙、日刊工業新聞、電気新聞、ほか海外発行のレポート…である。
月刊では、USDA(アメリカ農務省)の農産物需給レポート、粗鋼生産高、海運・造船関係のイギリス発のレポート(月刊と週刊あり)…が挙げられる。
現実解。
15〜20紙読んで顧客にヒアリングし、全体像を推定することで、大局観のある洞察が出来る。
予測の統計モデリングも、このような基礎ありきだ。
金融機関でアナリストをやっていた人なら「その通り」と首肯するだろう。
追記。
生成AIにこれらを読み込ませても良さそう。
ボックスコックスネット、遠藤武。