面白くて望ましい結果を見たら、
だいたいは、
「ああなれたらいいのに…」
「そうだったらいいのに…」
ということへの、
「コンチクショー!」
という感覚が残る。
これは100%正しい。
このとき、
嫉妬で終わらせずに、
「自分ならこうする!」
「もっとレベルをあげられる!」
というところから、
成長が始まる。
要は嫉妬は、
素直に許容すれば、
成長の入り口なのだ。
「全く世界が違う…」
というところからは、
嫉妬も成長も始まらないし、
むしろそのような場面は完全回避で構わない。
それはなぜか?
「想像できるかできないか」
という大きな壁があるからだ。
嫉妬心とは、
「想像がしやすく、自分にとって手が届くと思い込めること」
だとか、
「ズルい!」
から来るのである。
その変数には、
クラス内での成績、
進学した学校のレベル、
卒業後の実力、
就職・転職した企業の年収、
自営業やクリエイターや経営者としての年収、
評価やブレイクスルーや学問上の大発見……。
と例が挙げきれないほどだ。
となると、
嫉妬は負のエネルギーとして現れたなら、
悶々とし続けて消耗してしまう。
だからこそ、
「嫉妬が来た!」と感じたら、
「よし、嫉妬先をマネしてみよう!」
と反応してしまえばいい。
ポイントは、
「ちょっと自分自身の感情にイタズラしてみるか!」
という気構え程度でかまわない。
真面目くさってやろうとすると、
嫉妬に負けてしまう。
気楽が一番だと言い聞かせるためにも、
「イタズラ」という感覚があればいい。
そもそも嫉妬に勝とうと思う必要すらないのである。
とにかくモヤッとしたら即マネする。
元は「自分へのイタズラ」であり、
笑い飛ばすくらいでちょうどいい。
「違うなー」と思ったら、
即捨てていい。
またやってみてもいい。
そうこう想像力を働かせて行動しているうちに、
嫉妬先が自滅して、
相対的にチャンスが巡ってくることなど、
見過ごされているだけで、山ほどある。
現実解。
嫉妬とは、
「そうだったらいいのにな」という願望の裏返し。
素直に受容すると、
思わぬところでチャンスにつながる。
boxcox.net、遠藤武。