年収が低いなら、計画的に移籍して高くする。その2 (年収600万円レベル超え)

daily10 お金と実力。

「年収が上がりません…」

という悩みについて、

「年収600万円届かないレベル」

「年収600万円あっさり超えレベル」

には、年収300万円で見た以上の断崖絶壁がある。

 

大企業や外資企業であれば、

年収600万円は20代や30代前半までであっさり届くが、

それは全体で見ればごく一部の話であって、

大多数を占めるケースでは、

中小企業の40代後半や50代の部長が600万円程度というのは、

珍しくもなんともない。

また「600万円“あっさり”超えレベル」とわざわざ書いたのは、

業界によっては大企業だろうと関係なく、

600万円超えを払い渋るケースがあるということだ。

特に年功序列があるとき、20〜30代は割を食ってしまう。

この場合、基本は勉強と経験でカバーすることにあるが、

分野を丁寧に選ぶ必要がある。

一方で、年収600万円超えはシンプルであり、

「大卒以上、英語に強い、数字(IT,財務,マーケ,数学etc…)に強い」

というピンポイントのスキルや経験を、

全てではなくていいので複数つけてしまえば、

あっさり壁を越えられる。

特に英語×ITという組み合わせは、

想定も行動もしやすいはずだ。

最近だと、高卒から虎視眈々と下ごしらえし、

働きながら大学に通うことで、

big4をはじめとした外資コンサルティング会社に移籍を果たし、

DXや業務コンサルやITコンサルといった、

需要があり移籍しやすい分野の経験を通じて、

年収を高めているケースが目立つ。

(ファイナンス分野や、戦略領域は、確かにキャリアとしてはレアであり強いが、一般に言うほど汎用性が高くないニッチ分野なので必ずしも狙う必要はない。)

需要がある割に人が足りていない分野を狙うという、

原理原則通りの動き方だと言っていい。

晴れて年収300万円を脱して、

400〜500万円に達した人も、

この流れを活用できる。

30代のうちに年収600万円を出してくれる企業にいれば、

それより上の1000万円レベル狙うことは、

実はさほど難しくない。

 

現実解。

年収600万円レベルは、

勉強するポイントを絞って、超えていく。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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