年収が低いなら、計画的に移籍して高くする。その1 (年収300万円レベル超え)

daily10 お金と実力。

「年収が低くて生活できない…。」

そう思うなら、現職で実績を出す形で、

より年収の高い分野に移籍するしかない。

ストレートに言ってしまうと、

年収は組織によって最初から決まっていて、

一定以上に上げるのがひとつの組織内では無理な場合がある。

昇進に時間がかかりすぎる場合も、考えものだ。

 

目安を出そう。

「年収300万円レベル(〜400万円ちょっと)」

「年収500〜600万円レベル」

の2つには、断崖絶壁がある。

このラインを超えるために、

まず工夫する必要がある。

300〜400万円レベルを超えて、

500万円レベルに達するというのは、

その時点で利益率が高い商品やサービスが、

コンスタントに売れている組織ということだ。

年収300万円がせいぜいで、

400万円ぽっちでゼエゼエ言ってしまうとは、

売れずに利益率の低いままの組織にいる状態なのである。

その他大勢にとどまる限り、

利益率や売れ行きに問題があり、

超えられない壁があるから払えないのである。

これは年収の場合も同じだ。

その他大勢に多く払ってもらえることはない。

ということは学んで実績をつけて、

その他大勢を脱し、

払うことが出来る企業に移るしかないのだ。

年収300万円レベルの場合、

そもそも職歴として何も残らない場合が多い。

その場合、報連相(報告・連絡・相談)や、

基本的なビジネススキルを素直につけて、

あなたの上司が「助かる!」となるレベルに持ち込み、

あなたなしでは仕事に差し障りが出るくらい、

ゲームバランスをあなたに寄せてしまうのである。

その上でIT分野やスタートアップのような、

人が足りていなく伸びしろのあるところに、

何としても動けばいい。

地方に住んでいるなら、

都市部への引越し前提を前提にする。

企業側は応募者を選び抜くスタンスだから、

あなたも応募者として企業側を選び抜き、

その上で企業から「欲しい!」と言ってもらうのだ。

伸びしろのある分野や、

大企業に移籍できれば、

そこから複数回転職を重ねて、

更に年収を上に持ち込むことができる。

 

現実解。

年収300万円レベルは、

素直に学んで重宝されて、超えていく。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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