年収が低いなら、計画的に移籍して高くする。その3 (年収1000万円レベル超え)

daily10 お金と実力。

年収1000万円レベルになるには、

年収600万円超えで述べた、

「大卒以上、英語に強い、数字に強い」

の路線をさらに磨く必要がある。

年収1000万円をサラリーマンに出してくれるポジションは、

率直に言って非常に限られてしまうので、

おそらく大多数のサラリーマンにとって

今所属する組織では実現不可能である場合が極めて高い。

ということは、

思い切って現職のキャリアを鍛え、

移籍する手立てを作るしかない。

具体的には、

・外資コンサル(DX,業務コンサル,ITコンサル)

・外資ファイナンス(FP&A)

といった、比較的弾数の多いポジションのうち、

あなたが到達しやすい分野に行くといい。

年収1000万円をサラリーマンに支払えるポジションで、

転職・移籍がそうとう柔軟に可能であり、

応用が効きやすいのは上記2つである。

 

例えば、

生産管理や設計など技術系にいるなら、

製造業の経歴を軸に、DXや業務コンサルを狙う。

事務方で人事や労務や総務の経験があるなら、

バックオフィスの経験を軸に、DXや業務コンサルを狙う。

経理や管理会計の経験があるなら、

外資のFP&Aを思い切って狙う。

メガベンチャーなどでマーケティングや企画の経験があるなら、

英語と専門性しだいで、外資はどこでも移りやすい。

もしあなたが大卒ではない高卒なら、

働きながら早々に大卒の資格を得てしまう。

多様なバックグラウンドを重視し、

移籍することが当たり前の外資企業は、

新卒一括就職という習慣がない。

ということは、待遇を転職で決められる。

この仕組みを活用して、

高卒から後付けで大卒資格を取り、

外資コンサルに移籍するケースが、

高度人材需要もあいまって出てきているのだ。

メガベンチャーは

ほんの1世代前だと、

そのような動きは皆無だった。

ジョブ型雇用に正しい意味でシフトしているのは、

古臭い年功序列に悩まされていたり、

ねちっこい営業会社くらいしかなかった状態からすれば、

極めて明るい事実ではないだろうか。

経験を掛け算して専門性として束ね、

ジョブマーケットに乗っけていけば、

自ずと勝ちにいけるのである。

 

「そうはいっても、自分に勇気がない。。」

そんな声が聞こえてきそうだが、

自分の年収は自分で決めれば良いという、

原理原則を忘れないようにしよう。

事実を目の前にして、

行動するもしないも自由だ。

現状に不満があるなら行動するしかない。

現実の世の中は、

的確に学んで行動を変えた人には、

すごく甘い作りをしている。

大多数はそれだけ勉強不足のまま、

多数派として行動せずに生きているためだ。

現在の年収や待遇に不満があるなら、

どのみち今いる場所ではもはや厳しいのだから、

守りに入ってしまう理由など何処にもないはずだが、

ほんの少し勇気を出してはどうだろうか。

 

現実解。

年収1000万円レベルは、

経験を束ねて専門性に変え、

ほんの少し勇気を出して超える。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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