ストレートに言うと、
いちいち品性や教養のない言葉づかいや、
知らない分野について付け焼き刃の思い込みを振りかざすような人は、
相談相手に値しないただのヘナチョコだ。
「ハズレの先輩」だと言い切っていい。
こういう人は、
過去の栄光がある場合も一切ない場合もあるが、
共通しているのは、
「素直さがなく、苦労のための苦労をしている自分に酔いしれているだけ」
とか、
「偉そうにしている割に、ろくに事実を知ろうとしない勉強不足なだけ」
という点が挙げられる。
特に40〜50代の教えたがりや、
場合によっては何らかの専門家で二流のライン(過去に一流だったケース含む)にいる人で、
恐ろしいくらい多発している。
少しでも「おかしい!」と気付ける若手や、
実績を残している同世代からは、
「この人は、退屈でヘナチョコな老害だな…」
と完全にバレているのだが。
自分では一切気付けないか、
都合の悪い事実をひた隠しにしているから、
孤高や孤独の存在ではなく、
悪い意味で孤立無縁になって落ちぶれていく。
成長していく人からすれば不可解な存在だが、
もう伸びることも日の目を見ることもないから、
やたらと耳年増になって、
過去の栄光にすがって、
学ぶことをやめているんだよね。
自分が一次情報として見聞きしている限り、
これはビジネスやサラリーマンや、
官公庁や教育機関や、
専門家やフリーランスや経営者の世界や、
果ては音楽やクリエイティブの分野など、
2人以上のヒトがいれば、
どこでも起こりうるというのが事実だ。
40〜50代で頻発するという事実に気づいたのも、
場合によっては早くも10代や20代でも起こる事実に気づいたのも、
高校生から大学生のときだった。
今ではビジネス、官公庁も見てきたが、
このような残念な事態がなぜ起こるのかというと、
「アパシー(無気力)とアノミー(無秩序)」
にまみれてしまい、
尊敬されない側に回ってしまうためだ。
「このままこの先に行っても伸びない…」
「でもこれしかできない…」
となると、選択肢は、
その場から素直に去るか、
その場に醜くしがみつくか、
2択しかない。
後者の選択肢を選ぶと、
100%例外なく行きつまってしまうのに、
答えのないウソ問題を解かされて、
問題の誤読すら許されず、
自滅してしまうのである。
こういう人は何を言っても無駄なので、
さっさと逃げてしまうしかない。
理由をつけてもいいし、
理由などそもそもなくてもいい。
必要なのは、
朱に交われば赤くなるという、
厳然たる事実の認識だ。
ダメなものはダメだと
嫌なものは嫌だと、
自分から本音を出した上で関わる。
人生はこの愚直な変数選択でしかないのだから。
相談内容なんて変数選択の最たるものだから、
本音を出して、
敬意を持てる人と関わるだけでいい。
現実解。
素直な本音の理想があり、
かつ学び続けているなら、
その人はプラスに変われる人だ。
相談の一番の論点である「変数選択」を、
素直さと学ぶチカラで自分から実現している。
相談相手はこういう人じゃないと、
そもそも相談する側が退屈になっちゃうんだよね。
boxcox.net、遠藤武。