この理由は極めてシンプルだ。
「情報商材の売り手」側の勝ちパターンが断片的であり、
かつウェブ広告に群がる買い手もリテラシーが低く、
当事者が事実に気づかないまま学んでしまい、
買い手は売れないまま放置されるのである。
心理・コーチング系、美容・健康系、
Web制作系・プログラミング系、
デザイン・ライター・クリエイティブ系、
生活のお悩み系・スピリチュアル系、
マーケティング系・SNS系など多岐にわたるが、
いずれも勝ちパターンは断片的だ。
フローは、
1.「情報商材の売り手」が、自分の実力で実現できる商材の「勝ちパターン」を絞り込む
2.「情報商材の売り手=大先生」となるように見せ方を工夫する
3.買い手候補を、ウェブ広告やLPなどで大量に集める
4.集まった買い手候補で、支払い能力があり、かつ本気で実行する人を選別してクロージングする
というものが典型的だ。
勝ちパターンを絞っているために、
本来は先に来なくてはならない、
【学んだ側がビジネスを行う際に「欲しい!」と挙手してもらう商品・サービスを売る】
という要素が甘くなるのである。
上記のフロー自体は、リード獲得から成約までの、
「集客→クロージング」
極めて一般的な仕組みでしかなく、目新しい要素はひとつもない。
現実解。
欲しい!と手を挙げてもらうことが先であり、
情報商材やオンラインサロンの売り手側の勝ちパターンは、
あくまで手段やツールだと覚えておこう。
追記。
今日書いたことの1段階前にある、
「欲しい!」と言ってもらうための、
「コンセプトデザイン→カスタマーサクセス」
のフローは明日のデイリーレポートに書き記します。
boxcox.net、遠藤武。