「できること」「やりたいこと」しか出しておらず、
「メリット」が何一つ提示されておらず、
更に知ってもらうための見せ方をしていないためだ。
これはどういうことか。
ミクロで見ると、相手を気遣う軸がひとつもないことだ。
マクロで見ると、市場を見るという軸がひとつもないことだ。
適切な姿をフローで言うと、
1.自分の出来ることと、既に世の中で「欲しい!」と言われている解決策とをすり合わせる
2.その上で、身近な人を巻き込んでお悩み解決の実証実験を行い、「欲しい!」と言われる勝ちパターンを得る
3.身近にいる人や、ふとしたことで得られた緩いつながりから、勝ちパターンを横展開する
4.勝ちパターンをブラッシュアップしつづけ、複数のさまざまなつながりに認知してもらう
という前提で、使ってもらいやすい流れを作るのだ。
これは「カスタマーサクセス→コンセプトデザイン」作りであり、
前回説明した「集客→クロージング」に先行するフローである。
現実解。
「コンセプトデザイン→カスタマーサクセス」
「集客→クロージング」
という展開が作り込めれば、
少なくとも「売れない」で悩むことはなくなる。
「欲しい!」と既に言ってもらえている物事を、
自分の目と手と頭で掘り下げることが第一。
boxcox.net、遠藤武。