1つの組織だと、
トップとそれ以外では、
天と地の差がついてしまう。
予算規模や権限も異なり、
腹決めの有無も異なる。
これはサラリーマン時代に痛感したが、
「社長」だったとしても、
「代表取締役社長」と「取締役社長」は、
根本から発想が異なる別な役職だ。
あくまでサラリーマン社長のケースでしかなく、
創業者とは何もかも異なる。
デイリーレポートで普段から書いているように、
こうやって事実を事実としてストレートに受け止めていくと、
トップとそれ以外では些末な差しかないとよくわかる。
トップのふりをして威嚇したり、
トップなのにケチ臭いケースなんて
興醒めのヒマすらないほどバレバレだ。
トップ層がお互いを褒め称えるのは、
トップ層である実力者として、
些末でない凄さを実感するからなんだよね。
「自分はトップでもないし、凄くもない…」
そう感じるとしたら、工夫してみよう。
たったひとつのコツは、
トップになる前から、
まるでトップかのように振る舞うことだ。
具体的には、
得意技を徹底的に伸ばし自信を持つとか、
背筋を伸ばして歩いて外見から堂々とするとか、
知識を蓄えて未知の分野を減らしていくとか、
0.1%でも今の自分がトップに近づき、
成長し続けることである。
ニッチな分野でもいいし、
形から入ってもいい。
背伸びするくらいじゃないと、
ストレッチすらできない。
ちょっと強引なくらいで、大丈夫。
現実解。
道なき道を歩むのは、
いつも一番乗りした人。
未知がのこる道を、踏み締めよう。
boxcox.net、遠藤武。