独立とは「強固なチーム持ちになる」こと。

daily10 お金と実力。

「独立して活躍したいなあ…」

そんなストレートな思いを相談されたら、

真っ先に「独自の強固なチームが必要だよ」と告げている。

「形だけ独立」なら開業届や法人登記で誰でもできるが、

それだけではお客様はいつまで経っても来ない。

事務所の家賃と時間だけが消えていく。

独立と孤立は全く異なる。

そうではなく「独立して活躍したい」となると、

孤立無援でなく独立自尊が必要になる。

 

先に悪いケースから挙げておこう。

依存心が強い人、

誤解している人、

敬意を持てない人が、

1人でも積極的に関わると、

そのチームは一発でダメになる。

そういう状況は疲弊する前に完全排除だ。

そのチームは瓦解するだけならまだ良いほうで、

最悪の場合借金を負わされたり、

裁判沙汰や刃傷沙汰になりかねない。

「小物に利用されてばかりでもう嫌だ…」

そう思うなら小物を切るしかない。

 

その真逆の良いケース。

「小物に利用されてばかりでもう嫌だ…」

そんな相談を何回も受けているが、

私とチームを組んだあとは、

180度変わって、

お互いのために利用しあっている。

「営業代行なんて絶対嫌ですね」

そう言ったにもかかわらず、

実質的に集客をしてくれているというケースもある。

それもそのはず、

営業代行なんていう小さい話ではなく、

一発でわかる理念を共有して、

「欲しい!」と言ってもらい、

かつそこからみんなの売上と利益を上げていく。

ピタゴラスイッチのごとく、

人差し指でツンと触っただけの1つの動きが、

パタパタ、カタカタ、コロコロと動きを広げ、

売上やスケールアップのチャンスにつながるのである。

これができるのは、

独立自尊できる人同士で、

自分にしかできないことを、

100%フルに活かしているためだ。

手持ちの「できること×やりたいこと」を出し合い、

本音を淡々と楽しく出していくだけだ。

やりたくないことは一切やらなくていい。

 

活躍するには、

例外なくチームプレイが必要になる。

お金を喜んで払ってくれるお客様はチームの一員だ。

独立自尊があり、敬意を軸としたお付き合いが成り立つためである。

敬意を軸に、

お客様を呼んでくれる人や、

広報に協力してくれる人や、

雑務を引き受けてくれる人も、

単に「いいね!」してくれる人も、

継続的に書き物を読んでくれる人も、

大なり小なりチームの一員だ。

 

私は会話でも書き物でも、

「座組み」という言葉を何度も何度も繰り返している。

私を破格の待遇で見出してくれた某業界の大物が、

「座組み」という言葉を用いて数多くのキーパーソンを巻き込んでいたゆえに、

敬意を持ってそのまま使わせてもらっている。

 

現実解。

本音を反映する言葉遣いひとつで、

チームの流れが決まるのが、

座組みの本質だ。

本音を大前提にしているのは、

誰も抗いようがなく、

ついつい前向きになってしまうからである。

 

追記。

もしあなたの本音が隠れてしまうなら、

「本音とは、理屈抜きに出てくるタブーのことだよ」

と囁いておこう。

ギリギリアウトでばかげた理想像を出していい。

それくらい愚かに振り切るからこそ、

世紀の大発見があり、

チームプレイが面白くなる。

 

追記の追記。

人間には空想できる頭脳があるのだから、

生きているうちにばかげた本音を出さないと、

生きる時間も頭脳ももったいないよ。

1人でできることなど限界があるのだから、

そうやって1人でも多くお互いが高め合えたら、

人はあっさりステージを変えられると確信しています。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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