「買ってください!」
と自分から言い出すことをゼロにし、
「気になる!欲しい!売ってくれ!」
とついうっかり相手が言ってしまうよう、
期待感やワクワク感だけ出せばいい。
売り込みなど不要であり、
自分の専門領域で、
「何それ!?気になる!」
と言って楽しませることが先決だ。
もしあなたの売上が立たないならば、
それは単に面白みがないからであって、
何も感想がない状態である。
感想がないということは、
存在しないのと同じだ。
もし「これが私の専門分野です!」と言うなら、
その存在を知らしめるために、
その分野で目の前の人に喜んでもらうことが、
プロとしての最低要件だ。
医師でも弁護士でも研究者でもビジネスでもいいが、
どんなに難しく複雑なことでも、
その楽しさを伝えるくらいの知見がなければ、
そもそもプロで食べていくことは成り立たない。
逆に言えば、溢れるほどの知見や、
これだけは譲れないという要素があれば、
万人向けに噛み砕いて伝えていくだけで、
独自のコンテンツが出来てしまう。
すべてのビジネスは知識のカタマリであり、
そしてある種のコンテンツである。、
これに気づいて喜んでもらえるように行動した人から、
ドッと信頼とお金が押し寄せると相場は決まっている。
あまりに単純すぎて気づかない人も少なくないが、
商品やサービスしかり、
記事やコンテンツしかり、
面白くなり喜んでもらえるよう、
一定の編集を施されて作られているのである。
現実解。
その道のプロが分かりやすく伝えれば、
「え!こんなにシンプルに教えてくれるの!」
と喜んでもらえる確率がグッと上がる。
「欲しい!」は常にそこから始まる。
これは書き手に回るとよくわかるよ。
boxcox.net、遠藤武。