人間は情に流されやすい。
これは100%正しい。
だからこそ、入ってくる情報は、
セルフマネジメントしてしまえばいい。
簡単に言えば、
自分の身を助けない情報は、
カットするか、自分に有益なところだけ消化すればいい。
そもそも、日常で見かける情報の大半は、
誰かが意図して発信したものだ。
マーケティングの仕組みを知りつつ、
例えばゴールデンタイムのテレビCMなど、
一定規模の現場に関わっていればわかることだけど。
そのような意図のある情報にどう応じるかは、
自分で淡々と決めればいいだけなのである。
自分のやっているケース。
淡々とフィルタリングしたり、
解釈を変えて見通す情報は、
・発信者がその他大勢の匿名である
・発信者がその他大勢の気に留める必要のない組織である
・発信者が実名でありながら実態は群れのいち構成員である
・発信者の名前がなくても困らない退屈な切り抜きどまりである
という、実力の薄い「その他大勢」であることが極めて多い。
要は小粒か否か、その人独自の見解や精度やインパクトがあるか、
というところにフォーカスして、
キレとコクに応じて脳内で自然淘汰させたり、
再解釈して別な分野に関連づけてアク抜きしているのだ。
いくら頻繁に更新され広く流通されようと、
取るに足らない情報など、
既存の情報の焼き直しであることが極めて多い。
更に言えば、
いかにショッキングなニュースであろうとも、
いちいちこちらが気にしたところで、
受け手である自分に成長軸がいっさい創られない情報も、
淡々とデータとして「そういうものもある」にとどめて読み取っている。
現実解。
まず大事なのは、自分の心身の安全であり、
今回のデイリーレポートを奇跡的に読んでくれている、
あなたの心身の安全です。
データとして客観化しつつ、
不用意に卑下せず自分の心身の安全に資すれば、
それはセルフマネジメントであり、
立派なデータ分析の活用法なのです。
boxcox.net、遠藤武。