「ニッチ需要を起点に、一点突破するのが、マーケティングのセオリーだ」
「否、市場占有率を上げていくこと、マーケティングの逆説が重要だ」
これはどちらも正しく、片方が真説か逆説かということもない。
現実解。
この差が生じる理由は「規模によって、市場への寄り添い方が異なる」というだけだ。
少なくともゼロイチを始めたばかりでは、ニッチ需要を取ることしか出来ない。
また、少なくとも売上高が10億円を超えてくると、国取りのような攻め方のほうが効率が良い。
追記。
市場で攻めあぐねている企業をマーケッターが釣るための、言葉遊びがあると思っておこう。
マーケティングの発想で、howばかりに囚われえうと、客先をまるでバルク品のように扱う発想が見透かされる。
その逆をストレートに取って「喜んでもらう」という向き合い方が、全ての起点だ。
boxcox.net、遠藤武。